薬(レグテクト)で断酒に挑戦しました

私がレグテクトの実験材料でした。生活習慣もガラリと変えて生まれ変わりました^o^/

かざまい断酒メソッド

かざまいが過去の失敗を踏まえた上で、レグテクトを使用して完全断酒に至るまでをまとめました。

止めるきっかけ

どこかで、心の底から、もう止めないとズルズルと人生が壊れていくから生まれ変わりたい、と願うところからスタートします。

しかも意思では続かないし、最初の3日間とか我慢とかしたくないし、断酒はしたいけどなるべく楽にやりたいなという考え方が大事です。

読むべき書籍

禁酒セラピー

意思とか我慢で止めても辛いだけだよ〜〜という基本コンセプトが書かれている本。 むしろこの本を読んで断酒できたらそれはそれで素晴らしいと思います。

かざまいはこれを読む前に禁煙セラピーにお世話になり、これが使いまわしだと知ってしまったがために効果が薄れてしまいました。

それを踏まえた上でも役に立つことが書かれているので一読の価値ありです。

特に意思とか気合いとかで止めようとしてる方、やって失敗した方にはまず読んでほしい一冊。

必須:全ページ通読

スタンフォードのうんたら

僕の人生のバイブルの一冊。

これは凄い本なのです。

なぜあなたが酒を止めようとして、ただ飲まなければいいだけなのに、つい手を出して飲んでしまう。このメカニズムがどういう経緯で起こってるか説明できるでしょうか。

この本は人間の意思(の弱さ)のメカニズムを実験等を通じて理路整然と説明してくれます。

メカニズムが分からないままそれを克服するのは大変なことで、それを知ることはとてつもなく重要です。

それと、瞑想とヨガの重要性についても語られていて、それもおすすめです。

必須:最低でも第5章

7つの習慣

僕の人生のバイブルの一冊。

これは断酒とは直接は関係ないどころか全然関係ないですね。ははは

ただ、断酒はある意味ではゴールかもしれませんが、ある意味では通過点でしかなくて、断酒した先にどんな新しい生活を送りたいのか考えておかないと、多分、断酒しても”酒なしの人生がつまらない”と感じるかもしれません。

特に第7章の自分磨きみたいな部分は大切なので、ぜひ読んでいただきたい一冊です。 が、結構難し目の本なので、マンガ版のやつでサクッと読んでみるのもアリかもです。

必須:最低でも第7章。序章を先に読んで色眼鏡が外せれば尚良し

心構え

そんなわけで、まずは上記のおすすめ書籍の中身を知ってもらいたいです。 というか知った前提で書いていきます。特に必須の部分。

断酒に意思は必要ありません。が、覚悟は必要です。

ここでいう覚悟というのは、

  • 自分がアルコールを断ちたいと考えていること
  • 次にまた飲み始めたら本当に人生が壊れてしまうこと
  • これから生まれ変わるということ

を自覚することです。上記が自分の頭の中で認識できて初めて断酒がスタートします。


やめた方がいいこと

断酒のきっかけの一つに、健康になりたいと思うあまり、現状よりもっと健康志向になることはよくあります。

ただ、断酒の初期は大なり小なりストレスが掛かるので、更に(無意識に)ストレスを増やす行為はオススメしません。

同時に禁煙

余計な負荷が掛かるので片方ずつ完全に断ち切ってから次に進んでください。 かざまいは数年前に完全にタバコを断ち切ってます。チャンピクスという薬とジム通いで止められました。

筋トレとか余計な負荷

卒煙の時は筋トレとかにお世話になったのですが、断酒の時は逆効果でした。 多分、タバコがアッパー系、酒がダウナー系というのがあるんじゃないかと勝手に思ってます。

あと運動する=喉が渇く=ビールっていうのが脳内にあると辛くなります。

なので、断酒を始めてから同時に激しい運動を取り入れるのはやめたほうが良いです。

スリップしない確信ができたら取り込んでもよいと思います。僕も比較的早い段階でズンバとかスタジオトレーニングやってました。

やった方がいいこと

レグテクト

このブログの初期の目的でした。 断酒を始める前から服用するのが良いです。

効果はあります。 特に止め始めたばかりの時、最初の数日とかは、酒を飲まないぞと決めた途端、おでこの真ん中あたりがムズムズしたりしませんか?それが明らかに抑制されます。

禁酒セラピーの本には、最初の数日は小さい悪魔が〜〜と書かれていますが、その小さい悪魔と向き合うのすら嫌だったので、その悪魔の動きを封じるのがこの薬です。

ただ間違っても「この薬を飲めば止められる」という魔法みたいな効果を期待するのは止めましょう。そんな薬があったら誰も苦労しません。

ちなみに僕はこのWeb漫画でその存在を知りました。

yakb.net

ヨガ

瞑想だけでも良いと思うのですが、一人でやってても続かないので、できればヨガのクラスに参加するのをおすすめします。

かざまいはジムの会員になって週2、3回ヨガクラスに参加してました。

半年くらい過ぎて引っ越しした際に止めてしまいましたが。今でも家で一人で軽くやってます。

早寝早起き

かざまいの場合、大抵飲むのは仕事帰りで、夜9時くらいから深夜1〜3時まで常飲してました。

なので、その闇時間を無くすのがベストです。

なりふり構わず急激に早起きスタイルに変えて、早寝!

隙を作らないのも一つの手です。

ブログを書く

意外と効果があるタイミングがあります。

もちろん、それでも失敗する時はするのであくまでおまけです。

ちなみにかざまいは数年前にこことは別の断酒ブログを書いて数日で放置しました。ははは

どうしても飲みたくなった時

飲んでもいっかと思う。でも飲まない

一見順調そうに見えるかざまいの断酒ですが、やはり最初の1ヶ月は不安定そのものでした。

本を読んでメカニズムとかメリットとかどう止めるかとか色々知識が詰め込まれた状態で、それでも突然「いいから飲もうぜ!」と語りかけてくる厄介なヤツがアル中です。

いつものスーパーで、買い物カゴに酒を入れるところまでいきました。 が、運良くその酒を戻し、生還しました。

確かここが決定的な境界線で、その日を境に落ち着いていった気がします。

http://no-alcohol.hatenablog.com/entry/no-alcohol-43rd/

ノンアルコールビールは最終手段。

認知療法

これ、酒では試してないのですが結構効果があったので一応書いておきます。

もし仮に酒を買ってしまってどうしても飲んでしまうとなった場合、その時の心境をメモに残しておきます。

すごく嫌な作業ですが、飲むならせめてやってください。 飲む前と飲んだ後で気分は変わるはずなので、両方記録すること。消さないように。

そうすると、活字で自分と向き合うことになるので、再度断酒に取り組めるかもしれません。もちろんそこまでいかないのが良いわけですが。


大体こんな感じです。

最終的には運も絡んでくるんですが、運も実力のうちですしね・・。

効果はすべてブログに残してきました。

やみくもに戦うのではなく正しく知識を身につけて挑みましょう、というメソッドでした。

おわり