薬(レグテクト)で断酒に挑戦しました

私がレグテクトの実験材料でした。生活習慣もガラリと変えて生まれ変わりました^o^/

断酒89日目。意思はコントロールできない

時差に慣れてきました。

どもです。結構いろんなブログをこっそり徘徊しております。

淡々と日が過ぎていく感じのもあれば日々欲求に耐える感じとか、スリップしてしまった感じとか。

私は特にここ1ヶ月前辺りから、貧乏性的な欲求を除いた飲酒欲求は出てないので、ようやく正解っぽい道を歩んでいる気がしています。で、スリップしないうちにこのブログで偉そうなことをつぶやいていたりしますが、差ってなんだと思いますか?

まず残念なことに運がほとんどを占めていると思ってます。今自分が置かれている周囲の環境も含め。まぁ、断酒を強いられるくらい飲んでしまった時点である種運がない気もしますが、そこまで落ちてきたお陰で、これほどまでに自分の人生と向き合えてるのですからトントンでしょう。

もう一つは知識です。依存症に関する知識、あらゆる知識。とにかく知識を身につけることです。これは断酒に限った話ではないですよね。

過去の自分含め、特に知識がない場合に限って意思でやめようとしますよね。でも残念ながら意思は自分でコントロールできません。諦めましょう。

そもそもどこからが意思なのか定義が曖昧なんじゃないかと思います。

感情->意思->反応

と定義したとします。感情は最初に体から発生して脳が感知する部分。

 

意思で止めてる人:飲酒欲求が発生->酒は飲まないぞ!(我慢)->飲まない

そうじゃない人:飲酒欲求が発生しない->->

 

違いが分かりますか?

この考え方は単にその辺で売ってる禁煙・禁酒セラピーの根本原理と同じです。しかしこれがわかってない人が多いのが事実なのです。だから知識が大切なのです。

ちなみにレグテクトは上記の”飲酒欲求が発生”に対して絶対的効果はありません。あくまで補助薬なので。ただ、自分で一定の知識を身につけて、さあて止めるか〜と始めた時にはとても強力なサポートが得られます。

何が言いたいかというと、私は意思で止めることを推奨しません。これもセラピー本の受け売りですが。ただし、意思で止め始めて最終的に感情段階から飲酒欲求が発生しなくなったとしたら、それはそれで形あるゴールだと思います。運が良い。まぁ、我々がゴールだと認識するのは死ぬ前まで分からないんですけどね。何百日経ってもスリップしている方も居ますから。

 

スリップした方で、すぐまた断酒だ!と始める方もいますが、私はそれもおすすめしません。多分心が折れて、もう断酒は無理だと人生投げ兼ねません。諦めて心ゆくまで私の分までビール飲んでください。心の整理をしたり、準備期間というのはやはり必要だと思いますので。

ただし開き直って朝から飲むのは我慢した方が良いでしょう。酒が入ると知識が入らなくなります。本はシラフの時に読め、みたいな。で、たくさん知識を取り入れて自分の中で噛み砕いて依存に関する知識を高め、何を用いていつからどのタイミングで止めるかを考えて、そして新たにスタートしましょう。

 

私はあと数十日で、断酒期間の新記録を達成します。(数年前に3ヶ月半くらい意思で止めてた)まぁまたそれは別の話題ということで。。

 

しかし本当酒を止めてめちゃめちゃ脳の回転が上がって今仕事が楽しいです。今週とか朝起きてからずーっと仕事ばっかしててワーカーホリックになりそうな勢いです。もう何かに依存するのは止めようよ、みたいな。

それでは良い週末を。